糸かけ曼荼羅の作り方


 

糸かけ曼荼羅の作り方は、

まず、板に型を使って釘を打つ場所に印をつけてから板に釘を打ちつけます。

 

釘に糸を順番に規則的にかけていくと幾何学模様が出来上がっていきます。

 

糸をかけていく順番が

はじめはわかりにくいかもしれませんが、

やり方がわかれば作業は簡単です。

 

子供さんから高齢者の方まで、

簡単に作ることができますよ。

 

 

 


準備するもの


糸かけ曼荼羅の作り方 材料

型紙

押しピン

はさみ

かなづち

 

番号用シール

電卓

 

 

 


糸かけ曼荼羅の作り方 板

糸かけ曼荼羅は、

一般的に20cm × 20cmの板か、

30cm × 30cmの板を使います。

 

板の厚さは1cm以上のものが良いです。

 

板はホームセンターで売っていますので、

はじめは、軽くて値段が安い板で良いでしょう。

 

今回は30cm × 30cmの板を使用しています。

型紙


糸かけ曼荼羅 型紙 台紙

釘を打つ場所を取るために型紙が必要です。

 

こちらの画像をコピーしてお使いください。

 


糸かけ曼荼羅の作り方 糸

糸かけ曼荼羅に使う糸は刺繍糸、ミシン糸、毛糸、何でも構いません。

 

今回は細い刺繍糸を7色使っています。

 

 

 

 

 


糸かけ曼荼羅の作り方 釘

釘は真鍮(シンチュウ)、ステンレス、銅などがありますが、

釘は真鍮の頭が丸いタイプがおすすめです。

 

長さは19mm〜25mm

板の厚みや板の上に残す釘の長さによって調整しましょう。

 

今回使用釘

真鍮の丸頭釘 長さ25mm

 

釘の数は64本

 

 

押しピン


糸かけ曼荼羅の作り方 押しピン

押しピンの代わりにカーペットピン使うと便利です。

 

型紙を押さえる時、

型紙から釘を打つ印をつけるために使います。

はさみ

糸かけ曼荼羅の作り方 はさみ

はさみは家にあるはさみで構いません。

 

糸を結んだ後に余った糸を切るために使います。

かなづち


糸かけ曼荼羅の作り方 かなづち

かなづちは板に釘を打つときに使います。

 

小さな釘を打つので、

かなづちは小さな物の方が使いやすいです。

 

 

番号用シールと

電卓があると作業のスピードが数段にアップします。

番号用シール


糸かけ曼荼羅の作り方

釘の横に番号があると釘を1本づつ数えなくて済みます。

 

すぐはがせるタイプのシールがおすすめです。

電卓


糸かけ曼荼羅の作り方

電卓があると釘を1本づつ数えなくてもよいです。

 

暗算をすると間違えやすいので、

電卓があると作業スピードがアップします。

 

スマートフォンの電卓機能を使うと便利です。

糸かけ曼荼羅を作ってみよう!


糸かけ曼荼羅の作り方

型が板の真ん中になるように型紙を合わせます。

糸かけ曼荼羅の作り方

板に型紙を押さえるのに押しピンで押さえます。

型がずれないように4点を押しピンで止めます。

釘を打つところに印をつけるために、

型紙の上から押しピンで押していきます。

 

今回は64ピンなので、

64の印をつけます。

 

糸かけ曼荼羅の作り方

全部押し終わったら、

 

板から型紙を外します。

 

板に64の穴が空きました。

釘を打つ


穴を開けたところに釘を打ちつけていきます。

 

板を貫通しないように気をつけて、

板から1cm〜⒈5cm上に残すように釘を打ちつけます。

 

1本基準が決まれば、

それと同じ高さになるように垂直に釘を打っていきます。

釘を打つことが苦手な方へ

 

釘が小さいと指を打ちつけたりしますので、

便利なグッツをご紹介いたします。

 

「クギ打ち王」

糸かけ曼荼羅の作り方

釘を打ち終わったら高さや垂直になっているか確認をしましょう。

 

 

シールに番号を書き込みましょう。

 

0・5・10・15・20・25・30・35・40・45・50・55・60

 

これだけあると作業中にわかりやすいです。

トップ(時計なら12時)を起点にして、

起点の釘のところに0のシールを貼る。

 

0から時計回りに数えて、

釘の横にシールを貼っていきましょう。

 

 

使う糸を決める


10週糸をかけていくので、

10色の糸を選ぶ。

 

今回は、

7色の糸でしています。

糸をかけていく


シールを貼り終えたら、

糸を選んで、

0の釘に1番最初の糸を固結びで結びます。

 

 

固結びをして余った糸は外側に出しておく。

糸をかけていく順番表


糸のかけていく順番表

1周目  31

2周目  29

3周目  23

4周目  19

5周目  17

6周目  13

7周目  11

8周目  7

9週目  5

10週目 3

1週目の糸は31づつ釘に糸をかけていくので、

0から31番目の釘にぐるっと1回糸を巻きつけます。

 

次は31から31番目なので、

31+31=62

62のところに糸をかけます。

 

62の次は62から31番目なので、

62+31=93

93は番号がないので、

93から釘の全部の数(64)を引くと、

93−64=29

29のところに糸をかけます。

 

電卓を使う


1週目は31づつ指で数えてもできますが、

電卓で計算してシールの番号から数えた方が間違いにくく、

作業スピードはかなり早くなります。

1週目の糸を右回りに31づつ糸をかけていくと、

 

最後に0に戻ってきます。

 

0の釘に2回巻きつけて最初に余った糸と固結びします。

 

余った糸を切ったら1週目は終わりです。

 

 

 

1週目完成

 

1週目の次に、

2週目の糸を選んで0に固結びします。

 

要領は1週目と同じですが、

糸をかけていく順番表の29づつ糸をかけていきます。

 

2週目も0に戻ってきたら

糸を結んで余った糸を切ったら終わりです。

糸かけ曼荼羅の作り方

2週目完成

糸かけ曼荼羅の作り方

3週目完成

 

糸かけ曼荼羅の作り方

4週目完成

糸かけ曼荼羅の作り方

5週目完成

 

糸かけ曼荼羅の作り方

6週目完成

糸かけ曼荼羅の作り方

7週目完成

糸かけ曼荼羅の作り方

8週目完成

糸かけ曼荼羅の作り方

9週目完成

糸かけ曼荼羅の作り方

10週目完成

以上が64ピンの糸かけ曼荼羅の作り方です。

 

板の大きさ

板の色

糸の太さ

ピンの数

など

色々なバリエーションをご自身で考えたら楽しいと思います。

 

それでは、

糸かけ曼荼羅の制作を楽しんでくださいね。😊

 

糸かけ曼荼羅用糸セット

手軽に糸かけ曼荼羅を体験したい方は、

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